第8回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会(決勝)

【開催日】2024年5月19日  【場所】大分県鶴見湾内一帯

当日の状況・大会概要

2024年5月18日(土)~5月19日(日)の2日間にかけて、チヌ釣り師の祭典「第8回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権決勝大会」が開催されました。

快晴、微風の好状況で迎えた初日、29名の選手たちは鶴見湾内の10ヶ所の磯に分かれて1回戦へ。
全体的に潮の流れがなく、チヌの動きが鈍い展開となりましたが、一瞬の潮の動きのタイミングにエサと釣り方がマッチした釣り人が辛勝しました。

2回戦は潮変わりのタイミングと重なったおかげか、場所ムラがありながらもチヌのアタリが頻発しました。
その中でも「白崎1番」では、黒川岳彦選手(東北地区)が9匹、15kgオーバーもの爆発的な釣果を得ることができました。

大会2日目の準決勝は、6名の選手が3ヶ所で釣技を競い合いました。
その結果、小嶋成己選手(関西·瀬戸内地区)、木下慎也選手(関西·瀬戸内地区)、宮原 浩選手(シード前回優勝)が勝ち上がりました。

決勝戦は「白崎1番」で開催。
第1ラウンドでは魚の反応がなく、3選手ともチヌを得ず。
第2ラウンドで木下選手が念願のチヌをキャッチ。それに小嶋選手が続きました。
第3ラウンドでは木下選手が2匹目をキャッチして、他の2選手をリードしました。その後、前回優勝の宮原選手がようやく1匹目をキャッチ。全員に優勝の可能性を残したまま試合が進行。
しかし、その後はチヌが出なかったことから、木下選手が逃げ切って、勝利を決めました。

▼ 初日の集合写真

▼一回戦、児嶋 秀一選手

▼翌日の試合で使うマキエの準備

▼翌日の試合で使うマキエの準備

▼ 準決勝進出を決めた6選手

▼ 決勝戦進出を決めた3選手

▼ 決勝戦、最初に釣果を出した木下選手

▼ 決勝戦、木下選手に追従するチヌを釣った小嶋選手

▼ 決勝戦、大型チヌを掛けた宮原選手

▼ 決勝戦の最終ラウンド、優勝を決めるチヌを釣った木下選手

▼ 決勝戦終了後の3選手

▼ 決勝戦終了後の集合写真

▼ 表彰写真

▼ 優勝した木下選手

結 果

トーナメント結果データ(PDF)

優勝者のコメント・戦略

(優勝:木下 慎也選手 関西·瀬戸内地区)
1回戦から決勝戦まで反応がよかった付けエサは「食い渋りイエロー」でした。
M-1の全国大会での出場は今回で5回目。念願のタイトルを獲得できて、とてもうれしいです。普段は釣りのことを何も言わない妻から、「日本一になって帰って来なさい」とメッセージがあり、それが力になりました。とても感謝しています。

仕掛け

竿:チヌ竿1号-5.3m、リール:レバーブレーキ付きスピニングリール3000番、道糸:ナイロン 1.75号、ハリス:フロロ1.7号-5m、ウキ:円錐ウキ0シブ、ハリ:チヌバリ1号、ガン玉:G3〜5(状況に応じる)

使用エサ

・支給配合エサ:「ニューチヌパワーダッシュ」、「チヌパワームギスペシャル」、「爆寄せチヌ」
・ブレンド・調整材:「ムギコーンスペシャル」
・支給付けエサ:「くわせオキアミスペシャル(L)」、「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「高集魚レッド」、「食い渋りイエロー」、「アピールホワイト」、「荒食いブラウン」、「特鮮むきエビ」、「くわせオキアミ食い込みイエロー(L)」

チヌエサ一覧(マルキユーホームページ)

海のくわせエサ一覧(マルキユーホームページ)

▼ 決勝戦で支給された配合エサと付けエサ