【開催日】2025年6月8日 【場所】大分県鶴見湾内一帯
当日の状況・大会概要
2025年6月7日(土)~8日(日)の2日間にかけて、チヌ釣り師の祭典「第9回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権決勝大会」が開催されました。
くもり、微風で迎えた初日の朝、24名の選手たちが12ヶ所の磯に分かれて1回戦が開始。
海水温上昇が進んだ6月の開催ということから、たくさんのエサ取りが各磯で猛威を奮う展開となりましたが、マキエワークや付けエサの選択、工夫がマッチした選手が勝ち上がっていきました。
2回戦では、各磯で良型チヌの釣果があり、大熱戦が繰り広げられました。
大会2日目の準決勝は、6名の選手が3ヶ所で釣技を競い合いました。
その結果、松原光一選手(関東地区)、丹生智裕選手(MFG九州)、宮原 浩選手(シード前回2位)が勝ち上がりました。
決勝戦は「白崎1番」で開催。
第1ラウンドでは宮原選手が先制。
第2ラウンドで丹生選手が追撃、宮原選手がすぐに反撃するものの丹生選手が再び追撃。松原選手が1匹目を釣り、3選手ともに釣果のある状況となりました。
第3ラウンドでは宮原選手が3匹目をキャッチして、他の2選手をリード。松原選手が追撃し、全選手が優勝の可能性を残す展開となりました。しかし、終盤に宮原選手がダメ押しの1匹を追加し、リードを保ったまま試合終了を迎え、2回目の優勝を決めることとなりました。
結 果
M-1CUP_CHINU_第9回決勝大会_トーナメント表_結果
優勝者のコメント・戦略
(第1位:宮原浩 選手)
三種類(「食い渋りイエロー」と「高集魚レッド」、「アピールホワイト」と「荒食いブラウン」をよく混ぜ合わせたもの)の練りエサをメインにして、チヌを釣りました。エサ取りの多い状況の中でしたが、特にエサ持ちがよかったのが「高集魚レッド」でした。去年の決勝戦でとても悔しい思いをした分、今回の優勝は特にうれしかったです。
仕掛け
竿:チヌ竿0.6号-5.3m、リール:レバーブレーキ付きスピニングリール3000番、道糸:ナイロン 1.5号、ハリス:フロロ1.5号-5m、ウキ:円錐ウキ 沈め1、ハリ:チヌバリ2号、ガン玉:G4 or G5(ハリ上30cm)
使用エサ
・支給配合エサ:「ニューチヌパワーダッシュ」、「チヌパワームギスペシャル」、「爆寄せチヌ」
・ブレンド・調整材:「ムギコーンスペシャル」
・支給付けエサ:「くわせオキアミスペシャル(L)」、「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「高集魚レッド」、「食い渋りイエロー」、「アピールホワイト」、「荒食いブラウン」、「ニューくわせコーン」、「くわせオキアミ食い込みイエロー(L)」、「くわせ丸えびイエロー」