【開催日】2025年11月23日 【場所】大分県米水一帯
当日の状況・大会概要
記念すべき第10回大会の覇者の行方は？
2025年11月22日（土）、23日（日）の両日、「第10回マルキユーＭ－1ＣＵＰ全国グレ釣り選手権大会」決勝が大分県米水津で開催されました。
全国各地区予選から勝ち上がった14名とＭＦＧ枠代表7名、昨年上位のシード選手3名を加えた総勢24名の選手が、2日間にわたり激闘を繰り広げ、ついにグレ釣りの頂点が決定しました。
当日の状況
大会初日は晴れ間が広がる好天に恵まれる中、米水津湾内一帯で一回戦、二回戦を行いました。
一回戦、二回戦では米水津独特のグレの食いの渋さを巧みに攻略した6選手が準決勝戦に勝ち抜けました。
前日に引き続いて好天に恵まれる中、準決勝は米水津の当番瀬である「横島一番」、「サズリ」、「沖の観音」で試合が行われて沖縄県の加福大地選手、地元の那賀久照選手、前回2位の中司亮選手が決勝戦進出を決めました。
決勝戦の舞台は、米水津の名礁「横島三番」。
今年の米水津はグレの当たり年ということから、数の釣り合いを誰もが予想してましたが意外なことに、グレどころか魚の反応がない状況が続きました。
そんな中、中司選手がなんとか1尾を釣り上げて、試合を一歩リードしました。
中司選手と那賀選手が2尾、加福選手が1尾を釣り上げて決勝戦が終了。
全選手が見守る中での検量の結果、わずか60gの差で那賀選手が第10回大会の栄冠を勝ち取りました。
今大会ではグレの釣り合いが予想されてましたが、一時的なグレの食い渋りによってシビアな釣りの技術が勝敗の分かれ目になる試合が多い大会となりました。
出場選手一覧
第一回戦、ゾウセンバエ
初日集合写真
準決勝進出を決めた6選手
決勝進出を決めた3選手
決勝戦、中司選手
決勝戦、那賀選手
決勝戦、加福選手
優勝が決まった瞬間の那賀選手
決勝終了後、記念撮影
表彰台の3選手
結 果
優勝 [11] 那賀 久照選手 (MFG九州) 2尾 1,200g ※決勝の釣果
第2位 [3] 中司 亮選手 (シード/第9回第2位) 2尾 1,140g ※決勝の釣果
第3位 [15] 加福 大地選手 (沖縄地区) 1尾 560g ※決勝の釣果
第4位 [6] 小松 和伸選手 (四国地区) 3尾 2,255g ※準決勝の釣果
第5位 [17] 水田 誠選手 (九州地区) 5尾 2,435g ※準決勝の釣果
第6位 [21] 鬼原 一夫選手 (関東・東海地区西伊豆) 5尾 1,485g ※準決勝の釣果
第10回マルキユーM-1CUP全国グレ釣り選手権大会決勝大会 結果表
優勝者のコメント・戦略
（優勝：那賀久照 選手）
全国大会には何度も出てますが、今回初めての優勝でとてもうれしいです。決勝戦ではときどきグレの姿が見えるものの、口を使ってくれず…。深く入れても反応がなかったので浅めを意識して粘ると。2ラウンド目でやっと1尾。3ラウンド目では遠投の浅ダナでオナガを追加できました。
仕掛け
竿:グレ竿 1号-5m リール:レバーブレーキ付きスピニングリールC2000番 道糸:ナイロン 1.5号 中ハリス:フロロ 1.5号-1ヒロ半 ハリス:フロロ 1.5号-2ヒロ半 ウキ:円錐ウキ011 ハリ:グレバリ 6号
使用エサ
（準決勝、決勝の2試合分）
■支給配合エサ
「ニューグレパワーV11」、「グレパワーV9スペシャル」
「グレパワーV10スペシャル」、「爆寄せグレ」、「超遠投グレ」
■ブレンド・調整材
「M.S.P（S）レッド」
■支給付けエサ
「くわせオキアミスーパーハード(M)」、「くわせオキアミV9(M)」、「くわせオキアミスペシャル（M）」、「グレ丸」
「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「くわせオキアミV9(L)」、「くわせオキアミスペシャル（L）」
準決勝、決勝で支給されたエサ
